振り返ってみると
抱えきれないほどの出来事
たくさん変わったと思う
それでも私は考える
結局はあの人が私をここまで連れて来た
もう半分も忘れてしまったはずなのに
私はそこからひとつも動けていない
たくさん変わったのは 周りの環境だけで
なにひとつ変わってない
私はなにひとつ変われていない
新しく年が明けても
目の前に新品の365日が置かれるだけ
私があそこにいる限り 何も変わらない限り
なにも新しくなんかならない
長い長いエピローグをずっと読み続けて
いつまでたっても終わらない
それでも やっていくしかない