ちょうどいい感じでアルコールが入って楽しかった1日を思い出しながら終電で駅について、改札口へと向かう途中
センスのいい外人の男の子が目に入った
(洋服のセンンスがいい外国人てクラブでは目にするけど、普段は案外見かけなかったりする)
その子を視界の端で見届けて、改札を出て私は家に向かって歩いた
ものすごく寒かったから、急ぎ足で歩いた。
イヤホンからはThe Teenagers ちょっと音大きめ
さっきも言った様にちょうどいいアルコールが入っていたので楽しくなりながら5分程歩いていると
駅で見かけた外人の男の子が私を追い越した。
(可愛いショッピングバックみたいなテロテロのコットンバックあれ、どこのだろう?)
男の子が私が曲がる1個前の角を曲がって視界から消えた
本当はその角を曲がっても家には付くのだけど
次の角を曲がると子猫がたくさん遊んでる家があるのでわざとその道を歩いて帰る様にしてる。
私が次の角を曲がると環七に出る。
横断歩道まであと少しの時に信号が青に変わったので、私は渡るために走った。
(環七の信号は赤になったらかなり待つことになるし、寒い中待つのはごめんだった)
環七を渡って少し歩いていると
人が私を追い越した。その人はさっきの駅の男の子。
(信号を渡る時に走ったせいで、順序が逆になっていたらしい)
これ、どこまで一緒なんだろう?と思いながらストーキングみたいに
男の子の後ろを歩いていると
またもや私の曲がるはずの角のひとつ前で曲がる彼・・・
次の角を曲がり、もうすぐ家に着くからなぁと鍵を探してカバンをごそごそとやっていると
またもや彼が目の前を通り過ぎて
さすがに私も驚いて、おもわず ん?と追い越した彼の背中を見たら
ぴたっと彼が歩くのをやめて
にやにや笑いながら振り返って私に向かってなにか言ってる ?
とっさにイヤホンを取って「なに?」と聞くと
「ずーっと一緒に歩いてるよね?」と笑いが止まらない様子の彼
「ストーキングじゃないよ?家に帰ってるんだけどー!」と言うと
「僕も家に帰ってるの!」と彼
2人で「家ここ!」と指したらお隣さんでした。
ちなみに彼は100%英語で私は100%日本語 あり得ない状況
「まじで?」「うけるね!」と 英語日本語で感想を言いあい
おやすみーまたねーといって各自の家に帰ったのです。
こんな話友達から聞いたら、マンガみたいだね!とか恋のはじまり?!とか絶対茶化しちゃうけど
そんなことよりも振り返ってくれたことがすごい びっくりというか
結構こうゆう状況になっても 振り返って声をかけられたことって今までなかったなぁと
しかも、むこうはどうやら日本語が喋れない感じだったし
言葉でコミュニケーションを取れるかどうかも曖昧なのに、面白くなっちゃって?振り返ってくれて
すごい心がほっこりと優しくなれたの
コミュニケートすることって大事だなぁと思ったし
これからお隣さんで絶対顔を合わせることがあるはずでしょ?
今回のことがあったから、ばったり会ったとき手をふって挨拶できるなぁと思いました。
そんな夜のお話!